着床障害と不妊

妊娠の仕組みにおいて、重要なポイントとなるのが着床です。

着床とは、受精卵が子宮に運ばれ子宮内に落ち着くことで、着床障害の場合、受精はするけれども子宮内に受精卵が落ち着かないため妊娠が出来なくなります。そのため、着床障害が起こると不妊症になってしまいます。

着床障害の原因は、代表的なものが2つあります。1つ目は、子宮が発育不全であったり奇形である場合です。子宮は胎児のときに作られますが、成長過程に異常があると奇形になったり発育不全のまま大人になります。そしてもうひとつは、子宮筋腫や子宮内膜症などにかかっている場合です。

ここでは、子宮筋腫について説明します。子宮筋腫とは、子宮の筋肉層の中に腫瘍ができる病気で、成人女性のおよそ3割がかかっているといわれています。子宮筋腫は良性の腫瘍で転移することはほとんどありませんが、できる場所や大きさによって着床障害、ひいては不妊症を引き起こします。

また、下腹部にしこりや痛みを感じるときは、悪性の子宮肉腫である場合もあるので、検査が必要です。

これまでに排卵障害、卵管障害、着床障害という3つの障害からくる不妊症の原因を見てきました。もっとも多いのは、排卵障害であるといわれていますが、卵管障害、着床障害のほかにもストレスやセックスレスなど様々な要素が不妊症の原因となることがあります。

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