注射剤の副作用

不妊治療における注射剤の副作用として、OHSSがあります。OHSSとは、卵巣過剰刺激症候群と呼ばれるものです。注射剤は内服剤よりも効果が高い分、このような重い副作用がみられることがままあります。

それでは、卵巣過剰刺激症候群とはどんなものなのでしょうか。卵巣過剰刺激症候群は、不妊治療で注射剤を使い、卵巣を刺激することから起こります。

適度な刺激は卵胞を育て、排卵を促しますが卵巣が刺激を受けすぎると大きく腫れあがることがあります。これが卵巣過剰刺激症候群です。自覚症状としては下腹部に引きつれがある、尿量が減ったと感じる、息苦しいなどの症状があります。

ほとんどの場合、卵巣過剰刺激症候群は自然に治りますが、時にはお腹に水がたまって入院が必要になる場合があります。

不妊治療をしていく上で、どのような人が卵巣過剰刺激症候群にかかりやすいのかということを知っておく必要もあります。基本的には、比較的体重が軽い人や多嚢胞性卵巣症候群にかかっている人がかかりやすく、36歳以上の人や無排卵症の人はかかりにくいといわれています。

しかし、年齢や体型だけでなく身体の内部の機構にも関わるので、注射剤による不妊治療を行なう前に医師と副作用の確認や副作用が出やすい体質かどうか、アレルギーはもっているかなどをよく話して、不妊治療に望むことがよいでしょう。

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