非配偶者間での人工授精による不妊治療は、AIDと呼ばれます。Dはドナー、つまり精子提供者を表すものです。
非配偶者間の人工授精は、男性に絶対的な不妊原因がある場合に行なわれます。例えば、無精子症や精子死滅症など、精子を作ることが出来ない病気が代表的な例です。
非配偶者間での人工授精による不妊治療において、提供者側はいくつかの検査を経て提供者となります。例えば父親となる男性と血液型があっているか、エイズなどに感染していないかなどを調べます。その上で、精子を提供する提供者となることができます。
非配偶者間の人工授精のいちばんの問題は、精神的な面にあります。配偶者間の人工受精による不妊治療のところでも紹介しましたが、非配偶者間の人工授精は、遺伝子の上では女性と精子提供者の子どもとなるので、周囲から多少理解されない部分は多いといえます。
また、父親となった男性にとっても、DNAの上では自らとパートナーとの子どもではないので、受け入れにくいという問題があります。
また、非配偶者間の人工授精では、大きくなったときにどのように説明するのかという問題も生じます。
大きな精神的なリスクがあることを理解した上で、非配偶者間の人工授精による不妊治療にあたることが望ましいといえます。
スポンサードリンク