人工授精の方法

人工授精の方法は、基本的に精液を生殖器に注入することで、排卵日に行なわれます。

かつては、採取した精液をそのまま子宮内に注入するという方法をとっていました。しかしその方法では、女性が腹痛を訴えたり、卵管が炎症を起こすなど様々な問題があることがわかり、現在では精液の中からよりよい精子を取り出した上で子宮内に注入するという方法が用いられています。このことで、腹痛などのリスクがかなりの割合で減りました。

人工授精による不妊治療を受ける人の中には、「人工」という言葉から顕微鏡を使って行なう顕微授精を想像する人も多いようです。また、タイミング療法や排卵誘発剤と違い性交を行なわない不妊治療なので、自然妊娠から遠ざかるような感じがして、人工授精をためらう人もいます。

しかし、人工授精は受精が生殖器内で行なわれることから、自然妊娠により近い形を取っているといえます。

人工的に受精を行なうというよ、り自然妊娠による受精の手助けとして人工授精があると考えると、敷居が低くなったように感じる人が多いようです。

人工授精による不妊治療は、4回から10回程度行なわれることが多いようです。人工授精は他の不妊治療よりもあとに行なわれますが、確実に妊娠できる不妊治療とは言い難い部分があります。10回程度人工授精を行なっても成功しなかった場合、医師から体外受精による不妊治療を勧められることが多いようです。

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