高齢出産のリスク

高齢出産とは、女性が35歳以上で子供を産むことです。2005年の女性の平均初婚年齢が28・2歳となっているので、平均して結婚して7年後以降の妊娠・出産は高齢妊娠・高齢出産といえます。

高齢出産を迎えるカップルの中には、初婚年齢が高い他にも、不妊症に気づかずに妊娠が遅くなり、高齢出産に至ったという場合もあります。

高齢妊娠・高齢出産には主に3つのリスクがあります。

まず1つ目は、卵子の質が加齢と共に劣化するため、妊娠しにくくなります。これは、2人目不妊と呼ばれる続発性不妊症と関連があります。2人目不妊は、第1子出産後の環境の変化が原因でもありますが、1人目を妊娠したときよりも年をとっていることで卵子の質が劣化していることも原因といわれています。

次に新生児が、ダウン症などの染色体異常による病気を発症する率が高くなります。これは、卵子の質が劣化するだけでなく、精子のDNAが損傷することなども原因のひとつです。

最後に、高齢での分娩は著しい危険を伴います。元来、出産には体力が必要ですが高齢になると体力が落ちてしまいます。そして、流産や早産の可能性が高くなるのです。

これらの理由から、高齢妊娠・高齢出産には多少なりともリスクがあることがわかります。不妊症の疑いがある場合は、高齢妊娠・高齢出産のリスクを避けるためにも早めの検査、早めの治療が重要です。

スポンサードリンク

Copyright © 2007 不妊症と不妊治療のすべて. All rights reserved