人工授精とは、精液を生殖器に注入して妊娠を促す不妊治療の方法のひとつで、日本では1949年に初めて人工授精による妊娠に成功しました。この方法は、タイミング指導、排卵誘発剤での不妊治療に効果がなかったときに使用されます。
人工授精には、人為的に精子と卵子を結合させて妊娠につなげる、というイメージのある人も多いようです。通常、人工授精と言う場合は、排卵誘発剤などによって取り出した卵子と精子を結合させて再び女性の体内に戻し、妊娠を成立させます。基準はフーナーテストや、超音波の検査結果を基にすることが多いようです。
人工授精を受けるカップルの多くが、男性に性交障害があったり精子の運動率、数に問題がある場合です。また、男性の精液中に精子が存在しない場合や、女性の卵管通過障害があるなど妊娠にいたるために重症の症状を抱えているときは、体外受精という方法がとられることもあります。
特に、重症男性不妊症の不妊治療として、顕微鏡で卵子と精子を結合させる方法を顕微授精と呼びます。
人工授精の費用は、1回1万円~4万円程度といわれていますが、体外受精の場合は30万~40万と非常に高くなります。また、人工授精の成功率はおよそ10%です。金銭的なリスクを考えた上で、人工授精という不妊治療に進むカップルも現在では多くいます。
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