機能性不妊とは、原因不明の不妊症です。検査結果に異常はないのに妊娠できないというもので、不妊症のカップルのうち1割はこの機能性不全に悩まされています。
機能性不妊の特徴は原因がわからないだけに、最も効果的な治療法がなかなか発見できず、治療に時間がかかって高齢妊娠になってしまったり、不妊症の治療中のストレスが長く続くことにあります。
治療は基本的にはまずタイミング指導で、排卵日を狙ってセックスをして自然妊娠を促すことから始まります。次に、排卵誘発剤を使う場合が多いようです。更にそれでも不妊症が治らない場合は、人工授精、体外受精に踏み切る人も多くいます。
人工授精や体外受精も一度でうまくいくとは限らないので、タイミング指導、排卵誘発剤、人工授精、体外受精を繰り返し行なうパターンが一般的です。
また、機能性不妊が原因不明の不妊症とは言っても、不妊症の原因が見落とされていることが多いので、治療を繰り返すうちに原因が特定されてくることもあります。
また、腹腔鏡検査で不妊症の原因が見つかることもあります。腹腔鏡検査は4泊ほど病院に入院して、全身麻酔をしたうえで内臓を見るために下腹部を1㎝程度切開します。切開が必要な手術であることと、多少なりとも入院が必要であることから敬遠されがちな腹腔鏡検査ですが、医師との相談の上、不妊症を治すために受けてみるのもひとつの方法だといえます。
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